みなさん、おはこんばんちは【じっこ】です。
まさか自分が46歳になってからハローワークのお世話になるとは思いませんでした。(+_+)
退職を考えた時に「再就職が決まってから退職しないと、時間と金の無駄」と思われる方もいますが、私の場合は「退職してから、いろいろ動きました」幸い運よく一月半の期間で再就職にこぎつけました。
退職後行った手続きは大きく3つあり、「雇用保険手続き、年金の切り替え、健康保険の切り替え」になります。
特に雇用保険関係は「頂ける手当」がありますので、ぜひ何かの為にご覧ください。
雇用保険の手続きをする
離職票の受理手続き
ハローワークで雇用保険の手続きに必要な書類等を書いていきます。
退職された企業より渡された、離職票が2枚、その他に以下の書類が必要になります。
- 本人確認証(免許証、住民票、保険証など)
- 本人名義の通帳またはキャッシュカード*雇用保険は口座振り込みとなります。
- マイナンバーカードまたはマイナンバー通知カード
- 写真(たて3㎝×よ2.4㎝)2枚*マイナンバーカードがあれば写真は省略可。但しハローワーク来所持毎回提示、忘れずに。
雇用保険の受給説明会
離職票手続きをした日より約2週間後ぐらいに、雇用保険説明会があります。*ハローワークより日時の指定があります。
説明会をはじめ、以後の給付に必要な失業認定日は日時の指定がありますので確実に出席してください。(出席できない時は必ず事前に連絡をする)
必要な物は、受給資格者のしおり(離職票手続き時にもらいます)と筆記用具になります。
雇用保険の受給内容に関しては、年齢、前職での勤務年数や退職理由(自己都合、倒産、解雇)などで給付日数や金額が変わります。また、退職理由で支給開始日が変わります。(自己都合の場合、2か月は給付制限を受けます)
くわしくは、ハローワークにお尋ねください。
求職活動
雇用保険の受給には失業認定日までに指定回数(1~2回)の求職活動実績が必要になります。
ハローワークでパソコン検索だけや、友人の紹介などはそれに当たらないので確実なところはハローワークで職業相談をするのが良いでしょう。
ハローワークの方からも早期再就職を勧められますが、自分のスキルや興味のある仕事があるなら早めに再就職した方が雇用保険的にもお得です。
先に書いた支給日数の残数に応じて再就職手当が支給されるのですが、全日数を残して就職した場合は結構な額になります。(勤務年数20年以上だった私は、約65万ほどになりました)
私の場合、再就職手当として入ってくる金額をある程度見込み、パソコンを新調(仕事やブログのため)したり、本屋でビジネス書を購入し読んだり、職場で使うメモ帳や服の購入に当てました。
年金の切り替え
会社を退職したら、14日以内に国民年金への切り替えをします。
自分が住民登録している役所の国民年金担当窓口で行います。
必要な書類は次の
- 退職時に会社から発行される「離職票」「健康保険資格喪失証明書」「退職証明書」などの退職日が確認できる書類。
- 運転免許証、マイナンバーなどの身分証明書。
- 年金手帳
- 印鑑
支払い金額や方法などは、役所の方と相談の上決定します。
私が手続きした際は必要書類の上の2つだけ用意していきましたが、出来る限りしっかり準備して行きましょう。私は支払い方法を納付書にしましたが、口座振替やクレジットカードも利用できます。
*再就職時は個人での切り替え手続きは不要で、再就職先の企業で厚生年金の加入手続きを行います。
健康保険の切り替え
会社を退職したら、14日以内に社保の任意継続(2年)するか国保に切り替えの手続きをします。
どちらがお得か?という事は、「家族構成、月収、福利厚生の内容」によって変わるようですが、一般的に月収40万以下なら、国保に切り替え、以上なら任意継続が都合が良いようです。
社会保険任意継続(2年)の場合
私は何も調べないで突入したので、「早めの再就職をするから良いか」という簡単な気持ちで任意継続を選びました。(笑)
手続き自体は簡単で、全国健康保険協会の県支部に電話をし、書類を郵送してもらい記入の後に「健康保険資格喪失証明書のコピー」を添付し返送するだけでした。
後に納付書が郵送で届き、コンビニで支払う事になった時(私は2か月分払わなければなく、約7万弱)金額に驚きました。(゚Д゚;)
今までは会社と折半で払っていたものが、丸々自分にかかる訳ですから当然ですね。
*再就職が決まった際には、全国健康保険協会の県支部に電話をし、新たに書類を郵送してもらい、就職先からの新しい保険証の取得日を、任意継続していた保険証の資格喪失日として記入し返送します。手続きだらけですが、しっかりとやりましょう。
国民健康保険に切り替える場合
国保に切り替える場合の手続きは役所で行います。
必要な書類は次の
- 健康保険資格喪失証明書
- 離職票や退職証明書など(退職した日付が分かる書類)
- 免許証やマイナンバーカードのような本人確認書類
- 個人番号確認書類(マイナンバーカードや個人番号通知カード)
*再就職が決まった際には、再就職日より14日以内に役所で、脱退手続きをします。
再就職決定後の手続き(再就職手当の申請)
ハローワークで失業認定申告書を返却し、就職日の入力をしてもらいます。
再就職手当の支給申請について以下に必要書類等を書いておきます
- ①再就職手当支給申請書をハローワークより渡されますので仕事が始まり次第、本人記載欄と事業主記載欄があるので、記入のお願いをします。
- ②雇用保険受給資格者証、
- ③出勤簿またはタイムカードの写し
以上の書類を再就職日より一月以内にハローワークへ提出、もしくは郵送します。
まとめ(個人的な感想)
最近、退職代行サービスなるものをTVで耳にするようになりました。
私自身の退職までの過程は前職での上司に恵まれ、スムーズに手続きが行われました。精神的に病んでしまい追い込まれたり、上司の顔も見たくないといった環境にある方が、退職代行を利用されると思うのですが、「辞めよう」という気持ちが出たときにハローワークで相談されたら、もっと違う形で退職できるのではと感じます。
退職代行サービスや転職サイトであっても、自分が内容をきちんと把握できて納得出来るなら使っても良いと思います。(自己責任です)
私は、「就職相談もしっかり、手当もしっかり頂戴するという気持ち」でしたので、ハローワークで就職相談して良かったです。
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